2013年も3週間が過ぎ、寒い日が続きますが
皆さま体調等崩されてませんでしょうか
日本列島が雪化粧を纏ったり、今日はあたたかかったり
風邪が流行っているので、くれぐれもお気を付けください
来月初めには、昨夏にオープンした東北営業所にてコンテナハウス展示即売会を行います。
http://container-ichiba.jp/evevt_20130202.html
実際ご自身の目で確認されて、そのまま購入いただけます。
ご来場豪華特典も用意しておりますので、お気軽にいらしてください
当日は私も出向き、お手伝いいたします
さて、話はとんと変わりますが、≪初釜≫ご存知でしょうか?
茶道の話になります
今日は少し、茶道のお話をしたいと思います。
初釜とは
新春を迎え、初めてかける御釜で、各流派の先生がお弟子さんを家に招き、
お濃茶やお薄を点て、花びら餅と共に皆で嗜み、
懐石料理で新年会のようなものを催します。
昨年のお弟子さんへの感謝の気持ちと共に、今年もよろしくという
師範からのおもてなしです。
先生にとって、このイベントは年始の一大イベントだそうです。
初釜では、2種類の茶をいただけ、お濃茶とお薄をたしなみます。
お濃茶とは、ひとつの茶碗に客の人数分の濃茶を点て、主客より順に3口半ずつ、まわし飲み、
薄茶は、ひとりひと茶碗に点てられ、おうすとも言います。
茶道には多くの流派があり、代表的な流派は表千家・裏千家・武者小路千家であり、
この3つを三千家といいます。
茶室の準備で私の目に留まったものを記します
近所から家の玄関までの打ち水に始まり
お釜、炭、部屋の温度湿度共に万端にし、
水屋の準備、
お道具をすべて揃え、手入れから始まり、しまっていた箱も披露する為に磨き
掛け軸を準備し
今年の干支に関する置物(御香合。中に練り香を入れてます)
生け花に結び柳(下の写真にもあるように、柳を結んでいます)
炉に入れる墨の準備
懐石料理の出汁からの一切の準備
草履の用意
鹿威しのケア等・・・
大人数分の茶碗漆器皿等を準備し
それら一切のケアと、いつでも説明できる知識と
最高級のおもてなしをつくす
きっとこれは氷山の一角でもっともっともっともっと想像以上の準備があります
音を立てず
指を揃え
装いをただし
知識を共有し
歌を知り
漆器を堪能し
実は大人になり、初めて母親主催の初釜に参加の許しが出まして、、
。。。。。なんとも身分不相応な高尚な場で御座いました
しかし、古都平城宮跡にて学ぶ日本文化。
とても素晴らしかったです。
日本人の奥ゆかしさ、心遣い、佇まい、独特の趣向だと思いますが
身に着けたいなと遅ればせながら感じた年始でした。
みなさんは、どんな年始をお過ごしですか?